令和4年度の役職員研修会の様子
令和4年11月22日に春日井市の高蔵寺まちづくり株式会社が、管理・運営する高蔵寺まなびと交流センター「グルッポふじとう」へ視察研修に行きました。
今回の研修目的は、「まなび」「交流」「居場所」をコンセプトとした多世代交流拠点として開設に至る経緯や世代や属性を超えて住民同士が交流できる場や機会を生み出すための「仕組み」と「仕掛け」づくりを学びました。
また、新型コロナウイルスという未知なウイルスによる交流機会の激減により「グルッポふじとう」が地域づくりを進める上での工夫していることや、同じ施設に入っている社会福祉法人まちスウィングや春日井市役所、東海記念病院が運営する地域包括支援センターとの関係や共同しながら進めている地域づくりなどについて講話を通じて学びました。
さらに、高蔵寺という地域の現状を踏まえ地域住民サポーターという仕組みを作った経緯と、今後の地域住民サポーターの育成や活躍ができる地域づくりと、コロナ禍だからこそ今後の地域づくりを地域住民と一緒に企画や運営を進めていくという未来と希望のあるお話もお伺いすることができました。
この研修で学んだことを、今後の地域福祉づくりに活かすことができるよう、役職員一同で地域福祉の向上に努めていきたいと思います。
令和5年度の役職員研修会の様子
令和5年11月22日に新城市の社会福祉法人新城福祉会が経営している事業所の1つのレインボーはうすへ視察研修に行きました。
今回の視察研修を通して、知的障害通所授産所施設の開設に至った経緯と多機能型の事業所へ移行し、地域の福祉拠点となった現在の役割や活動を知ることで、飛島村の福祉を考えるきっかけとなるような研修をおこないました。
施設内の見学では、それぞれの作業グループで障がいに合わせ目標設定がされており、障がいや個々の能力に合わせてできる作業をおこない、自立した仕事ができるように一人ひとりに合わせた作業工程の工夫の仕方を学ぶことができました。
また医療的ケアや健康管理が必要な方には、身体の機能の維持を中心に定期的にリハビリをおこない、自分のペースで働ける場所の提供をはじめ誰もが安心して過ごすことができる場所の作り方を学ぶことができました。
この研修で学んだことを、今後の飛島村の福祉に活かすことができるよう、役職員一同で飛島村の福祉の向上に努めていきたいと思います。
令和6年度の役職員研修の様子
令和6年11月7日に東海市にある社会福祉法人大同宏緑会重心施設にじいろのいえへ視察研修に行きました。
研修の受入れは同施設内のにじいろ医療的ケア児支援センターで、当日は講話と施設内見学をおこないました。
今回の研修は、医療的ケア児を知ること、事例を通じ地域で支えていくために必要な支援を学ぶことを目的としました。
講話では水野医師より、医療的ケア児の説明から施設開所の経緯を学びました。また最後には地域の力というお言葉があり、地域の力があってこその医療的ケア児支援であると学びました。その後、施設内の見学では、実際に医療的ケアが必要なお子さんと出会い、歩ける子もいれば寝たきりの子もいる状況で、医療的ケア児=重度の障害児ではないと感じた役職員もいたと思います。
今回、飛島村から近い東海市に医療的ケア児支援における素晴らしい施設が開設したことを見て聞いて感じました。この研修で学んだことは、今後の飛島村の福祉に活かし、福祉の向上ために役職員一同努めていきたいと思います。