令和5年8月8日に、飛島村放課後児童クラブと一緒に福祉体験教室を開催しました。
今回は「ユニバーサルデザインってなぁに?」というテーマをもとにおこないました。
特定の人だけのためではなく、わたしたちみんなが使いやすいものや空間をはじめから作ろうという考え方であるユニバーサルデザイン。
参加した児童の皆さんは、みんなが使いやすいのはどっちだろうと考えながら、熱心にユニバーサルデザインのクイズに挑んでくれました。ユニバーサルデザインに対応した折り紙でパックンチョを作る体験では、折っている過程を通して、いつも使っている折り紙との違いや使いやすさに気づくことができました。
最後におこなったジェスチャー伝言ゲームでは、ピクトグラムやイラストをジェスチャーで表現し、相手に伝えることの難しさや分かりやすく伝えるにはどうしたら良いか試行錯誤している姿が見られました。リアルピクトグラムになったことで、ピクトグラムが単純なイラストだけで、相手に場所、伝えたいこと、注意などを伝えることができる人に優しく、便利なユニバーサルデザインであることを楽しみながら学ぶことができました。
今回の福祉体験教室をとおして、ユニバーサルデザインは、けっして特別なものではなく、日常生活の中で何気なく、わたしたちが暮らしやすくしてくれるサポートをしていること、そして今後の生活の中で、困っている人がいたら「おてつだいしたい、たすけたい」という相手を思いやることのできるきもちが、わたしたちの一番近くにあるユニバーサルデザインであることに気づくきっかけとなってくれれば、嬉しいです。
子どもたちの感想
(子どもたちの感想文から一部抜粋、文面はそのまま)
- こまっている人をたすけるのは大せつだと思いました。ピクトグラムをことばで言わなくても分かるのはしんせつだなって思いました。(小2)
- 今日、ジェスチャーゲームをしました。いろいろマークのいみをしれたのでわかりやすかったし、たのしかったです。これだったらみんなもわかると思います。(小3)
- 「ピクトグラム」や「ユニバーサルデザイン」いろいろな言葉を覚えることができたし、マークを使ってジェスチャーゲームをするのがとても楽しかったです。(小4)
- MUD折り紙には「線がたくさんある」「色がこいところとうすいところがある」「両面」などのユニバーサルデザインがたくさんかくれていることが分かりました。(小4)