令和7年8月28日に児童クラブと一緒に福祉体験教室を開催しました。
今回はユニバーサルデザインについて学びました。
スライドを使いユニバーサルデザインについての説明をし、どんなものがユニバーサルデザインなのかを一緒に考えました。また、シャンプーやリンスなど実物も使い、シャンプーにはギザギザがついているものがあることや、お酒の缶には点字がついており、目の不自由な方もジュースとお酒の見分けがつくことなども伝えました。
スライドで説明している時にも「これ知ってる!」と元気にお話してくれる子や「これってユニバーサルデザインだったんだ」と関心を寄せている声もありました。
子どもたちにユニバーサルデザインの体験をしてもらうため、普通の折り紙とユニバーサルデザインの折り紙を使って紙飛行機の折り比べをしました。
普通の折り紙の時は大きな反応もなく紙飛行機を折っていましたが、ユニバーサルデザインの折り紙を折っている時には「すごい!ユニバーサルデザインの折り紙のほうが折りやすいよ!」との声や「線があるから折りやすい!」との声が多数ありました。
また、代表の子にはビニール手袋を付けてもらいビニール手袋を付けていない時との違いの感想も聞きました。ビニール手袋を付けてもユニバーサルデザインの折り紙のほうが滑りにくく、線のガイドがあるため折りやすいとの感想でした。
最後に作った紙飛行機を学年ごとに分かれて飛ばしました。つくりによって飛び方は様々で、子どもたちも「よく飛んだ!」と笑顔で友達と話している姿や、「なんで飛ばないの」と残念がっている姿も見受けました。
今回の福祉体験教室をとおして、ユニバーサルデザインについて身近に感じてもらえたらと思います。