「子どもふくし大使」とは?
学んだことを暮らしの中で探したり、見つけたりして、家族や友だちに伝えてくれる子どもたちのことです。
めざせ!子どもふくし大使は、児童に社会福祉に関する実践学習、体験学習の機会を作り、福祉への理解と関心を深めることと、生命を大切にし、他人を思いやる心や優しさ、相手の立場になって考えたり、共感することのできる温かい心を育むことを目的とした飛島村社会福祉協議会がおこなう学習プログラムです。
さまざまなテーマでおこない、参加してくれた子どもたちへ、これからの「子どもふくし大使」としての活躍を期待し、毎回異なる「任命証」と「副賞(記念品)」が贈呈されます。
お楽しみに。
一緒に学んで、体験して、「子どもふくし大使」を目指しましょう!
令和4年度の開催日時は下のページのとおりです。
そして、令和4年度1回目の開催の様子も下のページに掲載しています。
ぜひ、最後までご高覧願います。
開催日時(令和4年度)
令和4年7月26日(火) 午後2時
内容:自助具(万能カフ)を作ってみよう!
→終了しました
- 令和5年3月28日(火) 午後2時
内容:補助犬ってなあに?
※新型コロナウイルスCOVID-19の影響により、中止や延期になる場合があります。
開催場所
飛島村すこやかセンター 飛島村児童館
対象者
児童館 来訪者の児童等
お友達との参加大歓迎!
参加費
無料
申込先
飛島村児童館 電話 0567-52-4331
飛島村社会福祉協議会 電話 0567-52-4334
令和4年7月26日(火)に「めざせ!子どもふくし大使」をおこないました。
今回は、新型コロナウイルス感染症対策のもと、すこやかセンターの保健指導室にて、「自助具(万能カフ)を作ってみよう!」をテーマにおこないました。
児童の皆さんは、自助具や万能カフという聞きなれない言葉に「自助具や万能カフって何だろう?」と頭にハテナマークを付けながら参加してくれました。
今回は、自助具の1つである万能カフを身近にあるものを工夫して作りました。
万能カフを作った後、「はし」、「スプーン」、「万能カフのついたスプーン」のそれぞれ3つの道具を使って、まめつかみをしました。
まめつかみを通して、「万能カフのついたスプーン」が、「はし」や「スプーン」と比べて、どんな使い心地か、どんなお手伝いをする道具なのかを実際に体験することができました。
また、ハテナマークであった自助具という言葉が「自分を助ける道具」であることを知ってもらうことができました。
病気や歳を重ねることなどによって、腕や手が麻痺したり、関節が固くなって、思うように身体を動かすことができない人が、身の回りのことをなるべく自分の力でできるように、自分の身体の一部となって助けてくれる自助具。
自分だけではできないと思っていたことが自助具を使ってできると、他にもいろんなことに挑戦してみようという気持ちになります。
また、自助具だけでなく「大丈夫ですか?」と周りの人のちょっとした言葉がけが、大きな励みや助けにつながるということにも気づくきっかけとなったと思います。
最後に、「第14代 子どもふくし大使」の任命書が贈呈され、11名の子どもふくし大使が誕生しました。
今日の学びが、今後の子どもたちの福祉への関心と気づきにつながり、ふだんの暮らしの中に、福祉と思いやりの心が芽生えてくれたらいいなと思います。